ピアノの先生が語る、親子で通った阿佐ヶ谷幼稚園の素晴らしいところ5つ。
杉並区阿佐ヶ谷にあるその名も「阿佐ヶ谷幼稚園」
私の家は住所こそは高円寺ですが、最寄り駅は阿佐ヶ谷駅です。
家から徒歩3分の所にある阿佐ヶ谷幼稚園に2年間通いました。
もう40年以上も前の事ですが笑笑
そして結婚してからも実家から5分のところに住んでいたので、子供は迷うことなく阿佐ヶ谷幼稚園に通わせよう、と思っていました。
阿佐ヶ谷幼稚園には「さくらぐみ」というのがあって、未就園児のために定期的に開催される体験保育です。
阿佐ヶ谷幼稚園に通う生徒さんのお母さんに確認したら、今年はコロナの為にまだ始まっていないそうですが…
うちの子供は私が妊娠していたので、ほとんど通えませんでしたけれども、さくらぐみが始まれば、行ってみると阿佐ヶ谷幼稚園の雰囲気を感じられると思います。
娘と息子が阿佐ヶ谷幼稚園に通ってみて思った事は、
「本当になんて素晴らしい幼稚園なんだろう!!」ということでした。
それなのに当時は預かり保育がなかったせいか、阿佐ヶ谷幼稚園は定員に満たずいつも生徒募集をしていました。
私はこんなに素晴らしい幼稚園のことを世の中の人に知ってもらいたくて、何度も先生に「推薦文を書きますよ?」と言ったり、広告方法などを書いたお手紙まで渡したことがありました笑笑
私はそのぐらい阿佐ヶ谷幼稚園は素晴らしい幼稚園だと思いました。
その後預かり保育が始まって、園児は増えましたが。。。
2020年現在は学年によって応募が多いと選抜になるそうです。
学年によっては定員割れもあるとか。バラつきがあるようです。
阿佐ヶ谷幼稚園にうちの子供が通っているときに私が素晴らしいと思った点はいくつもありますが、ここに5個書いておきます。
1、まずその教育理念。
キリスト教に基づいた、全員神の子で、本当に一人ひとりの良いところ見てあげて、愛してあげる、認めてあげるということを日々先生たちは実践していました。
私はあまり子供が怒られたという記憶がありません。
そしてその子が特別優れていたとしても、例えば何か障害があったとしても、何も変わらずに良いところを褒めてくれ、接してくれる、それが阿佐ヶ谷幼稚園の先生たちでした。
2、先生たちが非常に素晴らしい。
たまにお母さんたちが集まって保護者会がありました。
その時に子育てについての質問であるとか、悩みなどを話すお母さんも多くいました。
そのたびに先生たちは子供の教育のプロなのですが、
「今のことについてどう思いますか?」と答えを他のお母さんたちに求めていました。
私が先生だったら、こういう風にしたほうがいい、あれはしない方がいい、と1から10まで教えていたかもしれませんが、先生たちは意見がないと言うわけではなく、お母さんたちの中で解決すると言うふうに導いていらっしゃいました。
ただそんな先生たちのでしたが、私が記憶に残っている名言が2つありました。
1つ目は
「子供が困っているときに親が一緒に同調してはいけない」ということ。
子供が泣いたり困っていて、親も一緒になって困って泣いたりしてはいけない、ということです。
これはその後私がピアノレッスンするにあたっても、自分の子供を育てるにあたっても、子供が困っていても決して同調しないようにしようとしています。
子供が困っていても「大丈夫だよ。こういう方法があるじゃない?」と答えてきました。
それは阿佐ヶ谷幼稚園の先生に教えてもらったことです。
2つ目は
「兄弟は上の子を一番可愛がること」
私はこの話を聞いたときとても驚きました。
なぜなら自分の意見をあまり言わない先生が確固たる言い方で言い切っていたからです。
それは決まっているんだと。
多分親は小さい子の方を可愛がるんじゃないでしょうか?
上の子供を必ず1番可愛がること、と言うのはその後私はいつも肝に銘じでやってきたつもりです。
やはり小さい子のほうが可愛いんですよね。
でもその時に上の子を立てなければいけない、上の子のほうを大事にしなければいけない、ということではないかと思います。
3、阿佐ヶ谷幼稚園は子供本位で非常に融通の利く幼稚園でした。
子供はわがままで気まぐれですよね?
だけれどもそれを最大限受け入れてくれるんです。
娘が阿佐ヶ谷幼稚園に行くのに、今日はどうしても塗り絵を持っていきたい、と言いました。
私はそんなもの持って言ってはいけないよ、と言ったのですが娘はどうしても聞かずに持っていきました。
「先生すみません塗り絵をどうしても持って行くと言うので持ってきてしまいました」と言ったら、
「それならコピーして他の子にもあげて塗り絵をしましょうね」と言ってくださいました。
あーそういう考え方もあるのかと非常に感心しました。
たまたま他の幼稚園の園児達が歩いているのに遭遇した事があるんですが、園児が低い塀に登っていたら、先生が凄く怒っているのを見ました。危ないからというよりもルールを守れ、と怒っているようでした。
阿佐ヶ谷幼稚園の先生ならあんな事で怒らないのに、と思ったのを覚えています。
4、子供が阿佐ヶ谷幼稚園を大好き
阿佐ヶ谷幼稚園はよく子供の「ホームになりたい」と言っていました。
いつでも戻ってくることのできる場所、心の元になるホーム、愛のホーム、そんな感じでしょうか?
これも素晴らしいなと思いました。
このような幼稚園でしたから、子供は幼稚園に行くのが大好きでした。
うちの子供だけでなく、他のお子さんもそうだったと思います。
みんなの大好きな幼稚園それが阿佐ヶ谷幼稚園でした。
今は園舎を立て替えてきれいになっていますね。
それでもきっと阿佐ヶ谷幼稚園の基本的内容は変わってないだろうなぁと思います。
私の教室にも阿佐ヶ谷幼稚園に通っているお子さん、卒園したお子さん、卒園したご父兄、がたくさんいらっしゃいますが、やはり皆さんのバックに、阿佐ヶ谷幼稚園の良い雰囲気を感じることができるからです。
5、園児のお母様方が素晴らしかった!
これは特に上の子の時に感じました。園児には色んなお子さんがいて、中には暴れん坊の男の子もいたんですが、お母さんは怒ることなく、愛情をもって忍耐強く本当に優しく接していました。
何回も心の中で「素晴らしい!日本のお母さん万歳!!」と思ったものです。
その頃は私のレッスンも多くなかったので、娘がお友達のおうちに遊びに行くと、私もお家に上がり込んで一緒にお茶をしておしゃべりしていたものです。
その時のママ友とは今でもとても親しくしています。
以上、親子で阿佐ヶ谷幼稚園に通った私の阿佐ヶ谷幼稚園推し!の投稿でした^ ^
もしうちの子供が結婚して孫が近所に住んでいたら、間違いなくまた阿佐ヶ谷幼稚園に通わせたいと思います!^ ^
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