杉並区高円寺・阿佐ヶ谷の都甲紀子ピアノ教室 ~音楽の楽しみ~

アルニム先生のレッスン

   

今日は来日中のアルニム先生のレッスンを受けて来ました。

レッスンの為に留めた前髪がそのままでパチリ笑笑

アルニム先生はドイツのエッセン音楽大学で教えていらして、素晴らしい生徒さんをたくさん指導されています。

去年、友人の武蔵野音大で教えている今川映美子さんからのご紹介でレッスンを受けたところ、細かいところまで詳しく教えていただき大変参考になったので、今年もレッスンを楽しみにしていました。

曲目は先週コンサートで弾いたバッハのシャコンヌ。

演奏し終わるやいなや、「ワンダフル、素晴らしい!」と連発していただきました^ ^

「既にとてもハイクオリティで出来上がっているので、今のままでもいいけれど」

と前置きした上で、テンポの一貫性についてお話しされました。

最後の調性について。

シャコンヌはニ短調で始まり中間部がニ長調になり、またニ短調になって壮大に盛り上がります。

先生は「バッハの曲は短調でも長調で終わるべき。だからシャコンヌの最後の音は長調で終わるはず」とのことでしたが、

私は「もしバッハが長調で終わりたかったら、元のバイオリンのシャコンヌの最後を絶対長調で書いたはずだけど、バッハはニ短調に聴こえるようにかいた。だから私は短調のまま終わりたい」

と、お互いに譲らず(笑)でしたが、こちらの意見も言い易い雰囲気を感じる先生です。

アルニム先生は調性をもつそれぞれの特徴を教えて下さいます。

「ニ短調は宿命的な事を表す調」

と言ってバッハの他の作品や、ブラームスなど他のニ短調の作品も挙げて説明して下さいました。

「調性にはそれぞれ特性がある」

という事は他の全ての作品にも通じることで、去年のレッスンでも言われて以来、その曲の調性の意味を必ず考えるようになりました。

…まるで先生の頭の中にはその調性別の引出しがあって、全ての作曲家の作品を調性別に整理してあるかのようです。

音色についても同様で、

「ショパン のノクターンのような音色ではなく」とか、

去年のショパン の幻想ポロネーズのレッスンの時は

「ここはシューベルトのような音色で」とか、

先生は音色別にも引出しに整理されているようで、非常に新鮮でした。

また「左のペダルを3分の1位だけ踏んで」など細かく指示してくださるのも大変参考になりました。

また来年も是非レッスンを受けたいと思います!

それから今回は日比谷の松尾楽器にあるスタジオでレッスンがありましたが、ここは本当に素晴らしくてびっくり!

http://www.h-matsuo.co.jp/sp/

スタジオはピアノ一台の部屋と2台の部屋がありますが、全てスタインウェイのD型、フルコンなんです!

更にそのピアノの状態が素晴らしいことと言ったら!

アルニム先生も弾いて聴かせてくれながら、「すごいいいピアノだ」と感心していました。

スタジオの隣の松尾ホール(88席)も天井は低いのに響きが良くて音響設計がとてもよくされています。

日比谷の駅から直結でアクセスもいいし、ここで何かまたコンサートしたいなぁ、と思いました^ ^

 - ピアノ, 日々の出来事, 都甲演奏

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