子どもがピアノをやめると言った時
母の家の整理をしていて色んな懐かしい物が出て来ました。
これを見て妹たちと大笑い。
「自分で辞めたくてピアノをやめます。小6 9月 都甲紀子」
これ、母に書かされたのを憶えています笑笑笑笑
これを書いた後に「ピアノをやらないならば勉強をしなさい」と、当時「自由自在」など辞書のように分厚いテキストがあり、それを毎日何時間も勉強させられました笑笑
将軍の名前を覚えるのに、徳川〇〇が沢山出てきて「まあ、徳川の多いこと!」と言ったのは、私の名言(?)として今も記憶されています笑笑
その内に勉強するよりはピアノが楽、となりピアノに戻ったのでしょうがはっきりとキッカケは覚えていません。
記録に残るように覚え書きを書かせたのが大変母らしいですね笑笑
それから可笑しいのはこれ。
最初に書いてあるのは「紀子ちゃんは海だシリーズ第二弾」(第一弾も気になりますが、それは未発見(笑))
内容は、私のピアノへのやる気が足らず、歯痒くて仕方がない母の激励です。
そして最後に左上に書いてある母の自画像(美化して書いてある(笑))部分が可笑しい笑笑
「もしもし神さまですか?神さま、紀子に熱心さが足りません!」
(ミューズの神に電話する都甲泰子)
自画像の横に
(輝いている教育ママ)
きっと書いている内にどんどん乗ってきたんだと思います笑笑
母はとてもユーモアに溢れていたのと、文章が上手かったので、このように書いて残したんですね。
因みに私が自分でピアノをやって良かったなと実感したのは、桐朋の高校に入って夏に蓼科音楽祭に行った時です。名だたる音楽家と一緒に室内楽を演奏し、レッスンを受けて物凄く楽しかった。
逆に言えば、それまではピアノをやって良かったと思った事が無かったので、そんな私にピアノをさせるのは母も大変でしたね。
人に歴史ありですが、私のピアノにもたくさん歴史があります笑笑
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